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勃起機能温存
陰茎海綿体神経は骨盤神経叢から出て精嚢の外縁に接するように走り, 前立腺部ではその後外側の前立腺筋膜と前立腺被膜との間を走行している
精嚢を刺激しているつもりが陰茎海綿体神経を刺激しそこから前立腺を刺激しているのかも。
勃起機能を支配する陰茎海綿体神経は精嚢の外方の直腸壁部にある骨盤神経叢より出て精嚢外側, 前立腺および尿道の後外を通り陰茎海綿体に至る. 骨盤神経叢および骨盤神経叢から膀胱, 前立腺, 尿道, 直腸へ分布する枝はイヌなどの動物では腹膜を切開しわずかに剥離するだけで直視下に見ることができるが, ヒトでは術中にこれらの枝を肉眼的に確認することは至難である. このためヒトの膀胱, 前立腺, 尿道の手術時に同神経を温存するためには神経自体は見ることなく, その走行を想定して手術を行なうしかなく, かつこの神経の走行は膀胱, 前立腺, 尿道に接しているためその術式は自ずとこれらの臓器を鋳型のように取り出すものとなる.
肉眼的に確認できないなんて複雑ですね。
自分の前立腺のMRIを撮ってみました
前立腺の腹側に、Dorsal vein complex(略してDVC)と呼ばれる血管があります。この血管が、とても太く発達していました。手術の際には、この血管をまとめて切断しなければならないので、バンチング鉗子という道具を用いて上手に切断しないと大出血を起こす可能性があります。自分が前立腺手術を受ける可能性がある場合は注意が必要だな、と感じました。
人により体内もかなり個性があるみたいですね。
先ほどの前立腺より数cmだけ頭側の精のうとよばれる精液がたまる袋がある部分です。前方には膀胱があり、尿がたまっています。このときは、おしっこをとてもがまんしていたので、私の膀胱はパンパンです。また、膀胱の裏側にはモコモコとした袋状の精のうがあります。よくよく見ると、私の精のうは非常に大きいことが分かりました。私自身、精液の量は多いほうであろうと思っていましたが、精のうが大きいから量が多いのかもしれません。
その日の状態で前立腺の位置も変わっているのでしょう。