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骨盤内解剖

骨盤内解剖 Japanese Journal of Endourology(2012)25:31-36

陰茎海綿体神経は従来からいわれてきた束状の分布ではなく,さらに幅広いものであることが明らかになった.陰茎海綿体神経のメインルートは骨盤内臓神経の根部付近から分岐し,骨盤神経叢の末梢側を経由し,いわゆるNeurovascular bundle(NVB)の中央部にスプレー状に合流していることを報告した.また,症例により,前立腺腹側や尖部背側においても陰茎海綿体神経がプレート状に存在することを明らかにした.ほぼ時期を同じくして,Costelloらも,いわゆるNVB相当部分には陰茎海綿体神経のみならず,肛門挙筋,前立腺,直腸に向かう神経線維をも含んでいることを報告した.


神経と血管が混在していて複雑なのね。

直腸と前立腺・膀胱の間に強固な膜様組織が存在することを発見し,以後同部位はDVFと呼ばれている.DVFの解剖については未だ混乱があり,十分なコンセンサスは得られていない.直腸膀胱窩から骨盤底に至る前葉・後葉からなる嚢状構造と解説するテキストもある.一方,膀胱後壁と精嚢前面の間に存在する層状組織をDVF前葉と称する論文も存在する


直腸と前立腺・膀胱の間のスキマの話ね。

次に,直腸と前立腺・膀胱間の構造について述べる.同部位では,直腸膀胱窩から連続する強固な膜様組織が同定され,これは精嚢基部付近で前立腺に強固に付着している.また,この膜状組織は末梢に移行するにつれ菲薄化し前立腺実質(いわゆる前立腺被膜)と区別が困難になる.この膜状組織の背側には,一定の厚みを有する疎な結合織が存在する(Fig. 2).この結合織は,末梢では横紋括約筋あるいは直腸尿道筋に集束し,側方では前立腺の後外側領域で腹側,外側,背側に向かい放散し消失する.つまり,直腸と前立腺・膀胱間には,「強固な膜様組織と一定の厚みを有する疎な結合織」が存在し,前葉・後葉からなる嚢状構造は存在しない.呼称については,「強固な膜様組織」のみをDVFとするのか,「疎な結合織」を含めてDVFとするのかは用語の問題あるが,直腸と前立腺・膀胱間の構造をDVFとするのであれば,両者を含めてDVF定義とするのが妥当であると考える.


精嚢基部付近で前立腺に強固に付着しているという。←強固に付着しているからいわゆる精嚢ドライになり易いのかな。

呼吸を利用した【骨盤底筋群】調整法

腹腔鏡下自律神経温存下部直腸癌手術における直腸尿道筋の同定とその切離法 日本大腸肛門病学会雑誌 J-STAGE

直腸尿道筋は直腸前面から尿道の間に存在する平滑筋組織であり、そこを骨盤神経叢の末梢枝である海綿体神経が貫通している。


直腸尿道筋が海綿体神経と繋がっている。ならば竿からの刺激も有効だろう。

骨盤底筋群は3層構造  POST

分かりやすい骨盤底筋群の図

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