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骨盤底筋『群』を分けて考える
会陰部の筋肉は仙骨、尾骨、坐骨結節と恥骨の間に網状に走行し、各筋肉は支持や括約などの特殊な役割を持ちます。外壁は横紋筋で構成され、閉鎖孔は内閉鎖筋により閉じられており、大坐骨切痕と仙骨の間は梨状筋によって閉じられています。そのため、股関節と骨盤・骨盤底の関わりがとても大きくなっています。
基礎的な解剖を理解していることで、骨盤底の障害と思っていても実は違うところに原因があった、という発見につながりやすくなります。
網状に走行し骨盤底の障害と思っていても実は違うところに原因があったっと言うように広がりがある。ドライオーガズムも最初は会陰を点で刺激していたが慣れてくると面になり範囲が広がってどこでもドライオーガズムになるのは、あちらこちらに筋が繋がっているからなのでしょう。
骨盤底筋『群』を分けて考える 女性のリハビリテーション研究会
たくさんの筋肉で成り立っているということは、それぞれ筋肉の役割も少しずつ異なっているのです。骨盤底筋群の収縮方法としては「締める」や「引き上げる」といった方法で行われますが、骨盤底筋群の筋肉はそれぞれどちらかの役割しか持っていない筋肉や、両方とも持ち合わせている筋肉もあります。アプローチしたい部分によって指示や意識の仕方も異なりますし、身体の使い方もとても影響するものです。
このように細かく意識していくのがドライオーガズムへの近道です。