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前立腺周囲の骨盤底筋群の機能
前立腺周囲の骨盤底筋群として,内側より恥骨直腸筋,恥骨尾骨筋,および腸骨尾骨筋などと呼称されています。~特に前二者は外尿道括約筋や前立腺尖部に付着しているため,これらは外尿道括約筋とコンプレックスを形成しており~特に前立腺尖部に付着する恥骨尾骨筋,~恥骨尾骨筋の付着位置や厚みにはかなり個人差があり,~さらにMRIでこれらの筋群を見ると,実際は前立腺に付着しているのでしょうが,画像上は外尿道括約筋や前立腺尖部を囲むように背側に伸びているため,尿禁制よりも射精装置としての前立腺のサポート的な役割に関与しているのではないかとも推測できそうです。
恥骨直腸筋,恥骨尾骨筋は外尿道括約筋や前立腺尖部に付着している。という事は恥骨直腸筋,恥骨尾骨筋を刺激すればドライオーガズムを誘発し易くなる。背側に伸びているという事は直腸側からの刺激にも有効なのでしょう。射精装置としての前立腺のサポート的な役割があると推測しているがドライオーガズムへのサポートとも言えるでしょう。
解剖学的に肛門挙筋は尾側から恥骨直腸筋,恥骨尾骨筋,腸骨尾骨筋の3群で構成されますが,独立した筋肉の集合ではなく,もともと1枚のプレート状の筋肉であるとされています。論文や解剖書で図示される形状はそれぞれ異なり,観察者によって認識が大きく異なっていることがわかります。
観察者によって大きく異なるというのは個々によっても違うのだろう。この辺がドライオーガズムに到達できる人とできない人の違いかもしれない。
恥骨尾骨筋です。恥骨尾骨筋は恥骨から起始し,尾骨に停止します。全長にわたって前立腺尖部にその筋膜ごと癒合し,尿生殖裂肛を閉鎖しています。癒合部の厚みや部位は個人差が大きいです。~肛門挙筋は全体で前立腺,尿道,直腸を包み尿禁制に寄与するという意見(Brooksなど)が大半ですが,~また,女性ではオルガスムスに関与すると言われています。射精についてもご指摘の通り関与していると思いますが,~私は,骨盤内臓器を統合し集約する場所として直腸尿道筋が重要であると考えています。
癒合部の厚みや部位は個人差が大きいならやはりドライオーガズムに到達するのにも影響があるでしょう。肛門挙筋が女性のオーガズムに関与しているなら男のドライオーガズムにも関与していると言ってもいいかもしれない。骨盤内臓器とは膀胱、前立腺、精嚢と直腸だからドライオーガズムに関係が深い。直腸尿道筋が重要という事はアナルからの刺激が有効なのかな。